本場中国でも高級な北京ダックを、お財布にやさしく、おうちで手軽に作れるような北京ダック風料理にアレンジ。オールパンなら、油ナシ! 調理でパリッと焼き上げ、素材の旨みを引き出しながら、あふれ出てきた肉汁をソースに活かせます。おもてなし料理としても喜ばれること間違いなしです。
※「レシピ定期便」掲載
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節約の食卓に。
「なんちゃって北京ダック」
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〈北京ダック〉
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鶏むね肉2枚(500g)
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塩・こしょう少々
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片栗粉適量
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【タレA】※お子様向け
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┏おろしにんにく(チューブ)大さじ1
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酢大さじ1
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しょうゆ大さじ1
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┗砂糖【お好みで】1つまみ
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【タレB】※大人向け
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┏おろしにんにく(チューブ)大さじ1
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酢大さじ1
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┗コチュジャン大さじ1
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【ポーピン】
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┏薄力粉・強力粉各100g
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┗ごま油適量
※ポーピンとは北京ダッグを包む薄い皮のことです。
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鶏むね肉を観音開きにし、両面に塩・こしょうをする。
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ボウルに薄力粉と強力粉を合わせて熱湯(分量外/160cc)を注ぎ、さいばしなどでグルグルと混ぜて、生地がまとまってきたら手でこねてまとめる(※あまりこねすぎない)。生地をラップに包み、冷めるまでおいておく。
1.《北京ダックを作る》
適温後、中火にしたオールパンで、油をひかずに下ごしらえした鶏むね肉を皮面から焼く。
焼く前に鶏むね肉の皮目に片栗粉をまぶすと、よりカリッとして本場の北京ダックに近づきます。
2.鶏むね肉の上に、クッキングシートをひき、その上にひとまわり小さい鍋をのせる、もしくはヘラなどで押さえつけながら約10分焼き、裏返しにしたら蓋をし、火を止めて余熱で2分おく。蓋を開けて、幅1cmに切って盛り付ける。
鶏むね肉の上から鍋で押さえつけて焼くことで、皮目がフライパンに密着し、カリッと焼くことができます。
3.オールパンに残った肉汁をボウルに取り、たれの材料を入れて混ぜる。
◎残った肉汁を利用すれば、たれの旨みがアップします。
4.《ポーピンを作る》
下ごしらえした生地を12等分にして、手のひらで押して丸くのばす。うち6個の生地の表面にごま油を薄く塗り、その上に残りの生地をのせ、2枚に重ねる。軽く強力粉(分量外)をふるったまな板などの上にのせ、麺棒で厚み1~2mmほどになるまでのばす。
5.適温後、弱火にしたオールパンで[4]を焼き、生地が膨らんできたら裏返し、裏面にも焼き色がついたら取り出し、2枚にはがす。
6.[5]の工程を繰り返す。焼けた生地は乾燥しないよう、バットに入れてラップをかけておく。