余熱を生かして失敗知らず。ダマを作らず、上手に仕上がります。
※「オールライトで身につく 失敗しない定番料理」オールライト料理集 掲載
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おうちで本格仕上げ!

「カルボナーラ」
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パスタ(スパゲッティ)160g
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ベーコン80g
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にんにく1/2片
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生クリーム1/2カップ(100cc)
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オリーブ油小さじ2
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パルメザンチーズ30g
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卵1個
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ゆで水7・1/2カップ(1.5L)
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塩大さじ1(ゆで水に対して1%相当)
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粗びきこしょう適宜
☆おいしい科学☆ 「余熱」でゆでるべき理由
パスタをゆでる際、激しく沸騰させたり、しきりに混ぜたりすると表面に傷がつきます。これによってソースの絡みが不均一になったり、パスタ内部のでんぷんの糊化が進んで食感が悪くなったりします。オールライトなら余熱でゆでるられるので、表面が傷つきにくいのがメリット。また、でんぷんの糊化は温度が高いほどよく進むのですが、オールライトはゆで時間程度であれば、充分余熱温度を高いまま維持できるので、火を止めたらほっとくだけです。
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ベーコンは幅1cmに切り、にんにくはみじん切りにする。
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卵はしっかり溶いておく。
1.オールライトを適温後、中火にし、オリーブ油、ベーコンの順に入れて脂が溶け出るまで炒める。さらににんにくを加えて、こんがりするまで炒める。
2.[1]に生クリームを加えてベーコンやにんにくの旨みをこそげ落とすようにしてかき混ぜ、沸々としてとろみが出たら火を止めて、ボウルに移しておく。
3.洗ったオールライトに中火でゆで水を沸かし、塩を溶かしてパスタを入れる。パスタがゆで水に浸かったらガラス蓋をし、沸騰したら火を止めて、余熱で指定のゆで時間より1分ほど短い時間おく。
余熱でゆでる場合は、パスタの表面がくっつかないよう、ガラス蓋をする前にしっかりほぐしておきます。
4.[3]のパスタをトングなどで水気を切らずに2のボウルに移し、ソースに手早く絡める。
パスタに残ったゆで水でソースをのばす。ソースがかたい場合は、大さじ1程度のゆで水を足します。
5.ゆで水を捨て、余熱の残ったオールライトに[4]を戻し入れ、溶き卵とパルメザンチーズを回しかけて、全体に手早く絡める。
[4]で逆にゆで水が多くソースが緩くなった場合は、弱火にかけて水分を飛ばしながら絡め合わせて。
6.パスタをねじるようにお皿に盛り、お好みで粗びきこしょうをふる。