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炊飯器は必要ない?
圧力鍋で、シンプル生活への第一歩!

生活必需品だと思いがちな“炊飯器”。ところが、圧力鍋を使っている方の中には「炊飯器がいらなくなった」という人がいます。それもひとりふたりではなくたくさん!今回は、どうして圧力鍋炊飯がいいという人が多いのか、理由をちょっとのぞいてみましょう。(2016年05月06日作成)

こんにちは。アサヒ軽金属スタッフのピロコです。

実は、うちの台所には炊飯器がありません。

遊びに来て、そのことに驚く人もいるけど、中には
「うちも炊飯器は使ってない! 鍋で炊く方がおいしいよね。」
って強く共感してくれる友人もいます。

炊飯器を持ってないって子、意外といるんだなぁ。

スッキリしたキッチン写真

ついあれこれ調理器具や食材をためてしまいがちなキッチンだけど、できれば最低限のものだけで、使いやすい状態にしておきたいですよね。

でも、炊飯器がないだけで、うちのキッチンはスッキリ!
生活感にあふれた風景から一気に片付いたように見えるんです。

嘘だと思った人、家にある炊飯器を1日でいいので棚にしまってみてください。
いつもとはちがう我が家のキッチンが見せる顔にびっくりするかも?

炊飯器はなくても困らない

一人暮らしや結婚など、皆さんが新生活を始めるときに用意する家電リストの上位には炊飯器が必ず入っていると思います。

必需品だと思いがちですが、私はこの3年で「炊飯器はなくても困らない」って実感しました。

もちろん、お米は毎日食べていますよ。

でも実は、炊飯器がなくたってお米は簡単に炊けるんです。
しかも、早い!!!

今回は、炊飯器なしで、短時間においしくお米を炊く方法をご紹介します。

圧力鍋炊飯で “おいしい早炊き”

炊飯器の早炊き機能って、なかなかおいしく炊けませんよね。
「時間がないから仕方ない」ってあきらめていませんか?

圧力鍋で炊くと、火にかけているのはほんの5分くらい、その後10分足らずで蓋を開けられます。

早炊きと同じくらいのスピードで炊けて、しかもごはんがもっちりと甘く仕上がるんです。

圧力鍋で炊いた白米写真

リンク:基本の白ごはん|人気レシピベスト20|ゼロ活力なべ

これは、圧力鍋の高温調理でお米のデンプンがアルファ化(糊化)するためです。
(アルファ化(糊化)とは…調理時の水分と高温により、米のテンプンが変化して粘りが出ること。アルファ化すると、消化・吸収もよくなり、胃腸の負担が軽くなります。)

つまり圧力鍋を使えば “おいしい早炊き” が実現できるということです。

※記載の数値は、調理圧146kPaのゼロ活力なべを使用した場合の目安です。
 他の圧力鍋をお使いの場合は、添付の説明書を参考に加圧時間を増やしてください。

玄米や他のごはんもおいしい

圧力鍋は、玄米の炊飯にもおすすめ!
かたい玄米も、短時間でふっくらモチモチに仕上がります。

また、圧力鍋でもち米を炊いても、セイロで蒸したようにおいしくでき上がります。

赤飯好きの人にぜひともやって欲しいのが、圧力鍋で炊く赤飯。
もち米よりも水分を含む量が多く、カロリーダウンになりますよ。

炊き方とレシピはこちらです。

他にもある!圧力鍋をおすすめする理由まとめ

スピーディーにおいしく炊ける

炊飯器の普通炊きモードだと50~60分。圧力鍋なら20分足らずで炊き上がります。

1合からでもおいしく炊ける

炊飯器で少ない量を炊いてかたくなってしまった、という経験はありませんか?
炊飯器だと構造上、焦がさず高温を保つことがむずかしいのです。

おかず作りにも使える

当たり前ですが、圧力鍋は炊飯だけでなく、カレーや肉じゃがなどの普段のおかずにも使えます。
炊飯器と違って全面金属製のため、白ごはんに臭いが移ってしまう心配もありません。

丸洗いができる

炊飯器は電化製品なので、丸洗いはできませんね。
圧力鍋はできます。特にオモリタイプのものは簡単に分解して洗えるものが多いんですよ。

光熱費の節約

炊飯中ずっと電気を使う炊飯器に対し、圧力鍋は加圧が終わったら火を止めるためガス代・電気代の節約になります。

一生ものとして長く使える

圧力鍋には電化製品のように寿命がないので、お手入れをちゃんとしていれば、一生ものとして長く使うことができます。

炊飯器の保温機能は必要ない?

「炊飯器はなくてもいい」と思ったのには、もうひとつ理由があります。

それは、炊飯器の保温機能が必要ない、と気づいたからです。

以前は便利だと思っていましたが、ごはんは加熱し続けると、どうしても水分が抜けてカピカピになったり、黄色くなったりします。

それと、気になるのが “臭い”。

米ぬかに残った雑菌って、熱に強いんだそうです。
だから、保温されている間中、繁殖し続けて臭いの元となるんですね。

ごはんをおいしく食べるための保温時間はせいぜい1~2時間くらいが限度。
長時間保温できないのであれば、温かいうちにおひつや密閉容器に取り出して冷蔵・冷凍するのと、手間は変わらない気がします。

そう考えると、ますます炊飯器がいらなくなってしまいますね。

最後に

私が圧力鍋炊飯を始めたのは、浅型の圧力鍋を使い出したのがきっかけです。

浅型タイプは混ぜやすくて、お茶碗へもよそいやすいので、炊飯に向いているみたい。

浅型圧力鍋写真

キッチンは家の中でも一番物が多い場所です。
少しでも物を減らせるようにしたいですよね。

でも実は、使うものと使わないものがはっきりしやすいキッチンは、もっとも物を減らせる場所なんですよ。

皆さんのキッチンも、いるものといらないものをスッキリさせて“シンプル生活” の第一歩を始めてみませんか?

ゼロ活力なべ
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※数値や調理時間は目安です。圧力鍋のメーカー・機種によって異なります。

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この記事を書いたライター

ピロコ

ピロコ

関西在住の鍋好きガール。
鍋を愛するあまり、調理器具メーカー・アサヒ軽金属工業に就職。
自宅で自社製品を使うのはもちろんのこと、休日には友人宅のキッチンを巡り、他社メーカーの鍋やフライパンを使わせてもらっています。
そんな鍋好きの情報網をフルに使って、皆さまに“おいしい”情報をお届けします。

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